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ランドバンキング
ランドバンキングということばを聞いたことがあるでしょうか?
これは、土地そのものに投資する方法です。共同出資者、すなわち投資家を募り、農地レベルの広大な土地を取得し、政府当局や開発業者と将来計画を交渉しながら地価を創出し、最後は流通市場で売却するというもので、いってみれば昭和の高度成長期に郊外の住宅地を鉄道事業者が開発したのと同じような構図です。まあ日本ではこれからは難しいと思われますが、土地は何も日本だけの専売特許ではなく、海外で手がけている業者がいくつかあります。
外貨建てにはなりますが、元本保証で15%から20%の年間利回りを目標とし、500万円程度から投資可能と、個人でも検討する価値は十分にあります。

さて、こういう投資を検討するときは中長期の経済指標等を考えておく必要がありますが、土地というのは最終的には需給関係で値段が決まります。そのためには、人口の増加と経済成長が絶対に必要となります。そうなると、少子高齢化が進む日本では、経済成長だけで引っ張っていくには無理があり、不動産も勝ち負けが今後顕著になるでしょうから、慎重な分析の上で投資する必要があります。それならば、世界をターゲットに、人口の増加と経済成長が見込まれ、政局や地震、為替などのリスクが低い場所を探せばいいわけで、それをやるのがランドバンキングというわけです。もちろん、開発計画や許認可が大きく影響しますから、政府当局とのパイプが重要になります。なんだか日本と同じで、投資対象としてなじみやすいように思えます。
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【2006/02/28 23:27】 | 不動産投資 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
感覚と概念
今日のテレビ番組で取り上げられていたのですが、五感を通して入ってくる情報は、フィルターを通って整理され、脳で認識されます。

概念というのは、そのままでは異なるものをひとつにまとめる役割があります。例えば、見た目ではそれぞれ異なる、青いりんご、赤いりんご、ウサギ型に盛られたりんごなどを、別々に認識すると脳の回路が足りなくなるので、まとめて「りんご」という概念で認識しているわけです。
それが逆に、同じ概念のもののなかでは違いに気づきにくくなるそうです。これが、感覚が鈍るということにつながります。子供は、概念があまり形成されていないので、逆に感覚をつかめるわけです。

みんなが同じ概念を持っていればいいのですが、そうはいきません。同じ情報を同じように見聞きしても、人によって認識するところが違い、その結果の行動も異なります。

これは投資やお金の世界でも同じでしょう。たとえば、投資と投機というふたつの概念はどうでしょうか。
本当はいい投資なのに、いつの間にか危険な投機のほうに分類してしまっているかもしれません。そうかと思えば、どう見ても危険な投機を、いい投資だと思ってしまうこともあるでしょう。これまであまり教育もされていませんから、概念がうまくできあがっていないのでしょう。

日本人は一生懸命勉強するのが好きですが、机上の勉強では身につくものとつかないものがあります。概念のフィルターはどちらかというと後者でしょう。いい投資に体が勝手に反応するぐらいになるには、やはりいろいろな事例を実際に見て、自分の金は投資しないとしても、結果がどうなったか追うぐらいはしておきたいものです。
【2006/02/25 23:53】 | 時事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
第4世代携帯の活用
NTTドコモが「第4世代」携帯の世界最速のデータ通信実験に成功したそうです。ただ、その速度を活用してどんなコンテンツを流すのかが見えないようです。

これはこれでいいんですが、活用するコンテンツがないというなら真っ先に考えようというのがベンチャーマインドです。
動画の配信とか、いま光ファイバー接続のPCでできることを携帯でやるというだけでは面白くありません。幸い、地上波デジタルテレビなどと違って、巨大資本がなければ参入できないということはないので、ある程度はアイデア勝負に持ち込めます。
個人的に期待しているのは、カーナビ機能です。私は決まったルートを走ることが多く、渋滞するルートや時間、抜け道も大体把握できていると、カーナビを装着する必要性を感じません。ただ、時として知らない道を走ることもあるので、そんなときに携帯で手軽にできれば便利です。
これだけ通信速度があれば、HDD内蔵並みの機能が実現できるかもしれません。リアルタイムで最新の地図や道路状況も把握できるので、内蔵型より高機能かもしれません。これをたとえば一日数百円で提供すればニーズはそこそこあると思われます。
まあその前に通信料が定額になるかどうかという問題がありますが。

皆さんも何かアイデアがあれば実現できるか考えてみませんか?
【2006/02/24 23:55】 | ビジネス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
Web2.0への投資
Web 2.0(Web2.0の定義自体があいまいではありますが)と呼ばれるユーザー主導のインターネットに出資しようと、ベンチャーキャピタルなどの投資家たちは必死だそうですが、これらの企業はそのような資金を必要としていないようです。というのも、Web 2.0企業は最初から利益を出しているので、投資のしようがないのだそうです。実際、自己資本だけで負債もなく業務を行なっている企業も多数存在するようです。

新興企業はこれまで、豊富な予算を持つ顧客に高額な製品を販売するというアプローチをとり、資金を受けた企業が大規模な黒字を出すのは数年後というのが普通でした。しかし、今では対象を絞り込んだ製品や、いわゆるニッチ製品でも効率的なビジネスを行なうことができるようになり、Web 2.0企業は、比較的少額の初期投資でビジネスを始めることができます。単体の機能として開発されたものを、別のものと組み合わせることも簡単になりました。

このように、小規模でもビジネスがはじめられるようになっているということは、それだけ参入するリスクが減り、機会が増えているということです。ベンチャーキャピタルから資金を募るような本格的な起業はまだ無理でも、小規模なところからスタートできます。

私はもともと、10万円を100万円にできない人に、10億円を100億円にはできないと思っています。また、ウェブビジネスに限らずリアルビジネスでも、チラシやDMで人を惹きつけられない人が、ウェブで人を惹きつけることはできません。まとまった金があればうまくいくとか、単にインターネットを活用すればうまくいくというようなものではないのです。
まずは小さくスタートしてみませんか?
【2006/02/22 23:12】 | ビジネス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
医療保険
厚生労働省が、4月から診療報酬点数の一覧表を同省のホームページに掲載することを決めたそうです。

医療業界にはあまり詳しくありませんが、点数一覧表はこれまで主に紙ベースの早見表が使われていたかと思います。
点数は2年に一度改定がありますし、個人がちょっと知りたいからといって早見表を購入する(5000円近くする)ほどのものでもないでしょう。知りたい点数情報をウェブですばやく検索できるメリットは大きいといえます。

現状では、領収書が明細形式でなく、検査内容や薬剤名は記載されていないため、点数計算の元となる情報が把握できず、実際にはあまり活用されないでしょうが、将来への布石なのかもしれません。今後も医療費の個人負担は増加する一方でしょうから、内訳を知りたいというのは自然な流れでしょう。
明細書は今のところ、「事務作業が煩雑になる」などと主張する日本医師会側委員の反対で、義務ではなく努力目標だそうです。
自分が受けたサービス内容の明細書を、事務作業が煩雑になるという理由で出してくれない業界を私は知りませんが。

ところで、健康保険が行き詰まっているということがいわれています。本人負担は増加の傾向にあります。
保険というのは、本来は契約者に比べて実際に利用する人が少ないというものです。誰もが利用するのであれば、税金でも投入しない限り、平均的には自費で治療するのと変わらないはずなのです。むしろ、保険制度のコストのために割高になっているかもしれません。
また、5000円までなど一定の免責額があり、その金額を超える部分に保険が適用されるのが普通ですが、健康保険は少額でも一定の割合が適用されるということになっています。
さらに、高齢者といった危険度の高い人の保険料は割高になるのが普通です。それでは弱者に冷たいという意見もあるかと思いますが、煙草や深酒など、自業自得で健康を損ねる人もいます。
実際に海外の健康保険は、上のような方式になっているものもあります。福祉という問題はあるにせよ、先立つものがなければどうにもなりません。もう今となっては、こうしたように仕組みから変えていくしかないと思うのですが。

死亡や病気ばかりクローズアップされますが、保険というのは資産を守る上でも役立つものです。典型的なのは、不動産に対する火災保険などですが、保険会社の商品以外でも同じような役割に使えるものもあります。資産を増やすのも大切ですが、守りを固めることも忘れないようにしたいものです。

【2006/02/20 23:59】 | 保険 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
アナリストレポート
記事によると、ダイエーの目標株価を極端に高く発表したアナリストレポートと、極端に安く発表したレポートが出て、株価がストップ高からストップ安と乱高下したそうです。

メディアではいつも個人投資家は被害者のように書かれるのですが、アナリストレポートを頼りにストップ高やストップ安になるほど売買するという姿勢では、踊らされても仕方がないでしょう。

証券会社によって、アナリストによって見方が異なるのは当然です。アナリストも一種のジャーナリストですから、別に常に正しいわけではありません。第一、彼ら自身は株への投資で生計を立てているわけではありません。というより、そんなことをしたら利益相反とうわけですが。

アナリストレポートは何も目標株価だけではなく、根拠もある程度書かれています。自分で調べるべきところを代わりに調べてくれていると考えれば、熟読して目標株価設定理由が妥当だと思えれば、従えばいいでしょう。もちろん、アナリストも気づいていないことがあるかもしれないということは、常に念頭においておく必要があります。特に再生銘柄はどちらに転ぶことも考えられますから、そのリスクに耐えられないなら投資しないことでしょう。
また、自分で判断できないのであれば株式投資は止めるか、せめて長期投資にするべきでしょう。そんなに簡単には儲けさせてはもらえません。目標株価は自分で設定してもいいぐらいです。

とはいえ、いくら自分で株価が上がると確信を持っても、誰も同じように思わなければ株価は上昇しません。
投資スタイルは人それぞれなので、どれが正しいとはいえませんが、早い段階から仕込んでおいて、アナリストレポートが出てくれるのを待つぐらいのほうがいいのでしょう。

ただ、一度述べたように、短期売買用の株は、定期的にお金を生んでくれないという点で、資産ではありません。あまり株ばかりに集中しないようにしましょう。
【2006/02/19 23:16】 | 日本株 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
MUFGの最終損益
三菱UFJフィナンシャル・グループの2005年4~12月期決算によると、連結最終損益は1兆0264億円の黒字となったそうです。投資信託販売などの手数料収入が伸びたということなのですが、こういうニュースはかなり省略されて伝えられているので、誤った認識をしないように注意する必要があります。

三菱東京とUFJグループを合算すると、実質業務純益(一般企業で言う営業利益)は1.3%ぐらいしか伸びていません。1兆円というのは確かにひとつの大きな節目ではありますが、頑張って達成したというよりは合併したのだから当然ともいえます。

個人向けの投資信託販売は、伸びてはいるのでしょうが、全体に占める割合はそれほど大きくありません。個人向け運用商品は、年金保険や外貨預金、証券仲介を合わせても、粗利益ベースで1000億程度です(ちなみに全体の粗利益は2兆6千億円です)。MUFGに投資信託の販売力があるとも思えませんので、株価が好調だったことによるのでしょうか。
そういえば為替もいろいろと動きましたので、為替売買益などは好調だったようです。

また、1兆円近くの海外貸し出し増加が注目されます。なかでも、香港、中国、カリブ海諸国向けが増加しています。つい、また焦げ付かなければいいけどと思ってしまうのですが。

いずれにしても、特にサービス上の優位性があるようには思えないので、私はMUFGを使うつもりは今のところありません。何か面白いことをやってくれそうなのは三井住友あたりでしょうか。
【2006/02/16 23:09】 | 時事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
Webucationと情報商売
昨年来、米国では"Webucation"という言葉がトレンドになっています。文字通りウェブで教育しようということなのですが、米国では、個人向けに様々な情報が商材として販売され、有料コンサルティングを受ける人も多く、アントレプレナーにとってはビジネスの種となっています。

こういうとき、日本でよく言われるのは、日本で同じようなことをやろうとしても、情報は無料だと思われているから難しいということです。でも、はたして本当でしょうか?単に有料で売ろうとしている情報の質が、世の中で無料で出回っているものを超えていないからなのではないかと思うのです。また、議論や自己主張が下手で、自分の考えをわかりやすく伝えることも苦手というところにも原因はありそうです。

米国では、返品制度を設けていることが多いので、つまらない、役に立たないと思えばすぐに返品されてしまいます。素人がいろんな資料から引っ張ってきた情報をつなぎあわせた程度では売れません。
日本の場合、特にオークションなどではセールストークは巧みですが、肝心の商材自体ができが悪いものが多く、そういうものに限って返品は不可です。こうした情報商売に対する一般の人の印象も非常に悪くしてしまいました。

ネットの上では楽して儲かるという類の怪しげなビジネスが非常に多いです。自分も試したいという気はあるかもしれませんが、安易な金儲けに走るとろくなことはありません。最低限、情報の質を”売れる”レベルにしておくことが大切で、そのための労力まで惜しむと成功できません。素晴らしいものである必要はなく、とにかくお金を払ってもらえるレベルにすることです。そこで、私なりに、3か条にしてみました。

1.自分の論理で全体に筋を通すこと
ほかの人の情報を活用するのはいいのですが、切り貼りだと筋が通らなくなり、論理が破綻します。また、結果的には人の論理と似ていてもいいですが、少なくとも自分で組み立てた論理であることが大切です。

2.普通の人にわかりやすく伝わること
どんなにすばらしい内容でも、相手に伝わらなければ価値はありません。難しくてわからなかったというのでは困ります。

3.アクションを明確にすること
その情報をどう活用するのかがあいまいなことが意外と多いものです。結果を求めてお金を払っているのですから、どう動けばいいのか、できるだけ具体的にイメージできるように伝えることが重要です。

とはいったものの、私自身もまだまだちゃんとできてはいないのですが。
【2006/02/15 22:57】 | 時事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
見るべき数字
損害保険ジャパンの社員280人が営業目標を達成するため、契約者の保険料を立て替える違法な保険販売をしていたことが明らかになりました。

損保だからどうというより、営業ノルマ達成のため、現場では違法行為が行われているというのはどの業界でもあるでしょう。しかし、そんなことをしてまで新規契約を取ることに意味があるのでしょうか?その人たちにいかに利用してもらうか、解約しないでもらうかのほうが重要だと思うのですが。

また、ボーナスの時期になると、営業マンだけでなく全社員に紹介ノルマが回ってきたりします。そうすると家族や友人に頼むのが普通なので、”すぐ解約していいから”といったことになり、下手をするとコストのほうが高かったりします。なんとなく、買収だけやって後はどう継続して利益をあげていくのか不明なライブドアと同じようにも思えてきます。

口座開設しただけで一度も使われてないような銀行・証券・保険等の口座、一度も使われないクレジットカードがたくさんあります。mixiをはじめとするインターネット上のさまざまなサービスも、会員登録したまま、まったく使われていないケースが相当あるようです。

つまり、見る数字が間違っているということなのでしょう。規模感など大体のイメージをつかむための数字と、健全性を見るための数字は別のものです。登録会員数よりアクティブユーザー数、過去より現在、売上高より利益、利益の額より利益率、資本金よりROEです。もちろん、前者を無視していいというわけではありませんが、後者を見ずに前者だけで判断しないほうがいいでしょう

会員サービスへの加入や商品の購入、投資などのために企業を分析する際には、注意したいところです。
【2006/02/14 22:15】 | 時事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
家賃とローンの比較
賃貸住宅の家賃と、ローンの返済との比較が、不動産の広告でよく用いられています。中には、ローンの返済額だけ掲示して、そもそもの価格が掲示されていないことが結構あります。(厳密には、隅の方に細かい字で書いてありますが)

実際は金利、返済期間、ボーナス払いの額などは人によって違うので、月々のローンの返済額は何通りにもなりますが、通常は最も月々の返済が少なくなるパターンが掲載されています。私は、ローンの返済額なんかより価格が知りたいのですが、マーケティング上は効果的なアピール方法なのかもしれません。

いずれにせよ、賃貸と購入の比較はそんなふうに単純なものではありません。”その不動産を賃貸にしたときペイするか?”で考える必要があります。それは、頭でいくら現金が必要で、月々いくら収入があって、最後はいくらで手放せるのか、その間の金利や地価の変動リスクは?といったことを細かくシミュレーションしなければわかりません。

本来は、ちょうどペイするところで価格が決まる(収益還元価格)はずなのですが、家賃は、給与の中から払うのですから、極端に高くなってしまっては借り手がつかなくなります。そのため、不動産の価格が上がっても、そう簡単に連動して値上げするわけにはいきません。そうなると、その不動産はペイしなくなっています。そうなったとき誰も買わなければいいのですが、買ってしまう人がいる間は不均衡な状態が続きます。

後で後悔しないためにも、不動産はもう少し慎重に評価しましょう。その方法はまた少しずつ解説します。
【2006/02/13 23:30】 | マイホーム | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ライブドアのパクリは悪いことだけなのか
ライブドアがQ&Aサービス「livedoor knowledge」を開始しました。
Yahoo! Answersを模したデザインになっているのですが、早速、パクリだという批判が渦巻いています。別にライブドアを擁護するわけではないですが、また、よい面が無視されているように思います。
評価というのは感情に走りがちです。冷静に、客観的に真実を見極めましょう。今回のサービスは無料で誰でもすぐに使えるのですから、とにかく実際に試してみてから評価するのが本筋です。

特許や著作権で保護されているものを使ってしまったらそれは法律違反になってしまいます。でも、逆にいうと何にでも著作権が認められるわけではなく、認められなかったものについては競争原理で切磋琢磨することが奨励されているともいえます。独占禁止法なんていうのがあるぐらいですし、世の中一社独占というのは何もいいことがありません。そこで進歩が止まったり、価格が高止まりしたりしてユーザーには何もいいことはないのです。
最初に始めた人の聖域を犯さないように、無理に違ったサービスをつくって「こちらの方がいいですよ」といってユーザを確保するのでしょうか?それも、中身が違っていればまだいいのですが、無理に見た目だけを変えて「全然違うものですよ」というと、かえってユーザーは混乱します。サービスの新規性というのはひとつの切り口であり、サービスの安定性や普及促進といったこともビジネスのテーマです。同じようなサービスを、より低価格でより安定して提供することも、ビジネスモデルのひとつです。
まだ誰も使ってないような新しいサービス、本当に生活の役に立つかどうかわからないサービスを自ら進んで利用する人は、そう多くないでしょう。料金がかかるならなおさらです。

そもそも、真似された側のYahooやMixiはそれほど気にしていないのではないかと思います。趣味でやっているわけではないのですから、真似をするところがでてくるのは、それこそ、”想定内”でしょう。ライブドアにデザイン力がない、デザイナーの仕事がきちんと評価されていないというのはあてはまるかもしれませんが、デザインというのはあくまで一面をあらわしているに過ぎません。デザインに凝っている暇があったら、中身に凝ってくれといいたいウェブサイトもたくさんあります。

ライブドアのポータルをみて、ユーザーがYahooのサイトだと誤解するほどの酷似はよくないでしょう。でも、そこまで極端でなければ、これはYahooと同じようなサービスをするポータルサイトなんだと一目でわかりますし、探したいものへすぐたどり着けるという点では、むしろユーザーに優しいともいえます。別の会社のサービスをちょっと試しに使ってみようと思っても、まったく新しいデザインのものを一から覚えて使いこなすには結構な労力が必要です。こうした各種ウェブサービスのインターフェースについてはデファクトスタンダード的なものがあってもいいぐらいです。
特に今回はQ&Aなのですから、デザインは同じでもコンテンツはまったく別のものになるはずです。サイトごとに特色がでてきて、得意、苦手な分野ができてくるでしょう。また、あるサービスで満足できる回答が得られなかったとき、別のサービスで試してみるという流れもあるでしょう。

どのみち、最後に決めるのはユーザー自身です。独占的なサービスではないのですから、気に入らなければ使わなければいいというだけのことです。ユーザーが増えなければ黙っててもいずれ消滅するでしょう。

パクリは良くないというのは、誤りではないでしょうが、ライブドアがはじめたサービスをYahooなどが真似したらどういう評価になるか?ということをつい考えてしまいます。時流に乗ったものはすぐに取り入れる機動性の高さとかいって賞賛されているかもしれません。
【2006/02/10 23:04】 | 時事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
証券化は参考になります
資産と思ったものが本当に資産かどうかを判断する力をつけるためには、証券化の考え方がとても参考になります。

証券化と一言でいってもいろいろなケースがありますが、代表的なのは、会社の中から特定の資産を抜き出し、それを証券として投資家に販売して、会社が資金を調達するものです。
不動産のように1つの資産が大規模なケースもありますが、消費者ローンのように金額の小さいものをたくさん集めてひとつの証券とするケースもあります。いずれにしても、抜き出してきたものが本当に資産なのかということが重要になります。

たとえば、ローンを証券化した場合、ローン会社は優良なローンを自社に残して、回収見込みの低いものばかりで証券化していないか?という疑問がでてきます。そこで、抜き出してきたローンが、会社の保有するローン全体と同じ品質であることを主張するために、いろいろな角度からローンを分析して、アセット・クオリティ・レポート(訳して資産品質評価書といったとこでしょうか)を作成します。
また、ムーディーズやS&Pといった格付け機関を使って、証券化した証券の格付けをしてもらうこともあります。これは、「資産からの収益が予想を下回って、証券への支払ができなくなる可能性はどのくらいあるのか?」ということを評価したものです。

これらはいろいろと面倒な作業を行っていますが、根本的な考え方は、このブログで述べることと同じで、

ちゃんと定期的に金が入るのか?
ちゃんと回収できるのか?

ということです。とても奥が深く、ちょっと難しい部分もあるので、今後時間をかけて少しずつ説明していきます。

【2006/02/09 22:52】 | 証券化 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ライブドアの技術力
<引用 from ITMedia 途中一部省略>------------------
「こんな時だからこそ安定したサービスを」――ライブドアの技術者魂

強制捜査が入って以来「虚業」と叩かれてきたライブドアのネット技術者たちは、一方的な報道に歯がみしながらも、安定したサービスを提供しようと踏ん張っている。
 コメンテーターがライブドアを叩いていたその瞬間も、ポータル「livedoor」は動いていた。ポータルは連日のテレビ報道の影響でアクセス数が急増。想定アクセスをはるかに上回った日もあったが、同社の技術は負荷をさばき切った。他サービスも、安定運用を続けている。
 「連日のテレビ放映による影響でも落ちないサイトを維持し、オープンソースの自社製フレームワークで大規模なサイトを超短期で構築して自分たちで運用している。ライブドアはそういう技術的な側面を持っている企業です」「少なくとも『東証は止まったけどうちのサービスは止まりませんでしたよ』ぐらいは、言う資格があると思う」という指摘も。
 ライブドアのサービスは、OSからサーバアプリ、開発環境までほとんどがオープンソースベース。使用言語は、はてなや、ミクシィとほとんど同じだ。
一斉に過熱し、一斉に落ち着いた報道の波をよそに、技術陣は今日も、地道な仕事を積み重ねている。
<引用ここまで>-----------------------------------

報道はいつも過熱しますが、諸手賛成から全否定では困ります。どんな企業でも良い点と悪い点が必ずあります。それは自分で冷静に判断しなければなりません。資産を見分けるためには大切なことです。

普段なかなか表には出てきませんが、どんな時でもあたりまえにサービスを動かしつづけるというのは技術陣の大変な苦労のもとで成り立っているわけです。NTTのCMなんかもこの点をアピールしていますが、その電話ですら、新年のおめでとうコールなど、アクセスが集中するときはつながりにくくなります。また、鉄道や航空などでは、最近は収益向上のためにこの点が犠牲にされているのではないかとの議論もあります。

ITの世界では、どうしても斬新さを求めがちです。でも、人並みのサービスであっても、それを安定的に提供するのは大変なことで、それができるというのは大変な強みです。Yahooと同じポータルを構築して、Yahoo並みのアクセス数でも安定稼動させろ、しかも工期も予算もYahooを下回れといわれて実現できる企業がいったい日本に何社あるでしょうか?
有名なウェブサイトでも、アクセスが集中する時間帯は反応が遅くなるサイトが多数存在します。上述のはてなやミクシイも、遅いときは遅いです。

ライブドアも、確かに違法行為など責められるべき点は多々あります。でも、すべてが虚業なのではなく、技術陣の努力は高く評価していいと思います。
「少なくとも『東証は止まったけどうちのサービスは止まりませんでしたよ』ぐらいは、言う資格があると思う」には、まったく私も同感です。
オープンソースを駆使し、超短期間でシステムを構築し、自分たちで運用する力は、おそらく東証にも富士通にもないでしょう。昔のシステム開発手法の名残やこれまでの常識といったことがまったくない新興企業ならではのやり方です。

オープンソースの世界では、全世界のボランティアがインターネットを通じて組織的に開発を行い、定期的にリリースが実施され、それが極めて高品質で、ほとんどの人がボランティアで働いているということが当たり前のように行われています。開発者をはじめとするボランティアの方々は、金とはまったく別のものを得ているわけです。

オープンソースではなく、商用ソフトを使うというのは、何かあったら金で解決をする、あるいは人の責任にするという姿勢が裏にありそうな気がしてならないのです。ライブドアはそういう姿勢じゃないのかと思われがちですが、少なくともオープンソースでシステムが構成され、自社で運用されている点は、金では解決できない、外に責任を転嫁できないという道を選んでいるわけです。

ところで、証券取引システムといえば、アメリカのNasdaqを連想します。Nasdaqでリアルタイム取引を一回でもやってみると、その安定性の高さに驚かされます。日本からインターネット経由で取引していて、寄り付き直後とかの非常にアクセスが多いときでも、各種データの更新速度は決して下がりませんし、注文を出すと瞬時に(早ければ1秒以内に)結果が返ってきます。Nasdaqは、東証とはかなり仕組みが違うのですが、それは後日に説明します。
東証も上場するなんて話がありますし、この際は証券取引所を新興企業にも開設させて、競争原理を働かせてほしいものです。
【2006/02/08 23:44】 | 日本株 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
株に対する基本姿勢
世の中は株式投資ブームです。ライブドアショック後の調査でも、投資姿勢は変えないという人が80%以上だったようです。

では、株は資産といえるのでしょうか?
これは、投資スタンスによって変わってきます。投資スタンスは大きく3つぐらいに分けられます。それぞれについて、資産といえるのか考えていきます。

1.デイトレードといわれる、一日の中で売買を繰り返し、次の日には一切持ち越さないという姿勢。
資産の基本は、自分はあまり時間と労力を使わなくても収益をあげるものということです。デイトレードは一日の中で何回も売買しますから、それなりの時間と労力を毎日割くわけです。トレードをしない日は収益は上がりませんし、トレードをしても収益が上がるとは限りません。今後も、収益を上げるための手段としてデイトレードは取り上げますが、少なくとも資産とはいいづらいという点は覚えておくべきでしょう。

2.スイングトレードといわれる、デイトレードよりは長いが、それでも短期で売買を繰り返す姿勢。週末を越えるかどうかがひとつの目安。
デイトレードよりは時間的拘束はやや少ないかもしれませんが、同じ問題を抱えています。

3.中長期投資の姿勢
時間や労力はほとんどかからなくなります。ただ、株価が上昇傾向にあるのか下落傾向にあるのかで資産なのかどうかが変わります。資産というのは、商品そのものではなく、状態を表すものだと捉えると、同じものでも時と場合によって資産になったり負債になったりします。
そのため、今の自分にとって持っているものが資産なのか負債なのかを継続して確認することが重要になります。
配当が安定的に払われているようでしたら、それを評価して資産だと捉えてもいいでしょう。

ところで、ここでいう資産は、会計用語の資産とは異なります。いま、それがお金を生んでいるかどうかが第1の条件です。混乱しないように注意してください。
【2006/02/07 22:43】 | 日本株 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
耐震偽装 - マイホームは資産じゃない
耐震データ偽造問題で、横浜市が「コンアルマーディオ横浜鶴見」で住民説明会を開きました。
国の支援策に基づいて新たなマンションを建てた場合、1世帯当たり3900万円の住民負担が必要になると試算を示したようです。
これまでのローンや、仮住まいの費用に上乗せしてです。

マイホームは資産ではなく負債だと主張する人が増えてきましたが、お金の流れだけで説明されてもいまひとつ納得できなかった人も多いと思います。
でも、こういう事例を見ると、マイホームは資産ではないということを実感できると思います。

資産であるためには、次の条件が必要です。
1.毎月、毎年といった一定期間にお金を生んでくれるもの
2.自分の意思で止めることができるもの

1については、マイホームの場合はお金は生みませんが、自分で自分に家賃を払っていると考えてください。ローンの返済や維持費、税金などをあわせた、マイホーム全体の出費が家賃を上回っていたら、お金を生んでいないということです。

2は、マイホームを売却したときに返せないほどの借金が残らないということです。手放すに手放せないという状況にならないことです。

そのように考えると、資産になっていないマイホームを持っている人、あるいはこれから資産にならない持とうとしてしまっている人は多いのではないでしょうか?

この話は奥が深いので、今後詳しく述べていきます。
【2006/02/05 22:33】 | マイホーム | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
このBlogをはじめるにあたって
このブログは、資産のつくりかたというサブタイトルになっています。でも、そもそも資産というのは何なのか、勘違いをしている人も少なくないでしょう。極端な話、資産をつくるには、何が資産で何が資産じゃないのかを、見分けられるかどうかというだけのことなのです。一言で言うと、それを見分けられるようになってほしいというのがこのブログの目的です。

最近はお金に関する情報が氾濫しています。
でも、どうでもいいことや、明らかに間違ってることが多く、本当に必要な情報を探してちゃんと理解し、自分の資産につなげるためには、それなりの基礎を身につけておく必要があります。
難しい経済とか会計の知識が必要なわけではありません。誰にでもできることです。ただし、体で覚えて、血となり肉となるものですから、そう簡単に身につくわけではありません。
でも、一度身につけてしまえば、自分の努力で資産を築き、やがてはお金に束縛されない生活を送ることができるようになるはずです。その次には、社会全体の資産となるものを築くこともできるでしょう。

資産というと、株とか土地を思い浮かべるかもしれませんが、ここではもう少し幅広く、資産となる可能性のあるものは何でも取り上げようと思います。あわせて、お金に関するホットトピックについては、なるべくコメントを入れていきたいと思います。

また、私自身も、いろいろ研究や実践を重ねているものの、まだ発展途上です。一緒にやっていきたいと思われた方は、ぜひご参加ください。ただし、儲かる銘柄を教えてくださいといった、他力本願で楽して儲けることは期待しないでください。自分の資産は自分で築くのが大前提です。そのために自ら積極的に活動できる方限定です。
【2006/02/05 13:15】 | このBlogについて | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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